一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

ZIL NOBLE ILiSインプレ 2ヵ月経過

さて、NOBLEが納車されて2ヵ月が経過しました。

年も変わることですし、ここらで感じていることを記しておきましょう。

 

 

高速走行安定性

ワイドトレッドのリアダブルタイヤのおかげなんでしょう。

高速安定性が劇的に向上しました。

これが一番の感想!

ワイドトレッドのシングルリアタイヤの旧NOBLEの際も

タイヤをサイズアップした際や

ショックアブソーバーをVANTECH製に替えた際にも

走行性能の向上は十分に感じられましたが、

今回の向上が一番、伸び幅が大きいです。

感覚的な数値に例えると、

 ・リアダブルタイヤ化:10

 ・タイヤサイズアップ化:8

 ・ショックアブソーバー交換:5

こんな感じでしょうか。

ミッションの4速→6速化で高速走行の燃費向上も図られているので

高速道路を走る機会が増えるかもしれません。

でも、旅先では旅の楽しさを重視して一般道各駅停車の旅を止めませんが。

 

2700ccディーゼルターボ

2000ccNAガソリンエンジンと比較すれば当たり前なのですが、

やはり、新型NOBLEの2700ccディーゼルターボはパワフルです。

私はグイグイと引っ張る運転をしないので

2000ccガソリンでも不満はありませんでしたが、

このエンジンに慣れてしまってから2000ccガソリンに戻ると

もしかして耐えられないかもしれませんね。

またディーゼルエンジンなのにノイズが驚く程低くて感心しています。

世界のトヨタの進化は素晴らしいですね。

 

リチウムバッテリーシステム ILiS

居住部分の心臓部ILiSに関しては、

季節柄、電力をあまり必要としない時期だったゆえに

その本領はまだ発揮されていません。

身の危険を感じるようになった昨今の日本の夏に

どこまで立ち向かえるか、楽しみにしています。

あ、暑いの、やだけど!!

また、AC100Vコンセントが常時心置きなく使えるのは嬉しいです。

テーブル下のPC用のコンセントは「神」装備です!

 

スモークアクリル二重窓

地味に嬉しいのが、前車とちがってスモーク化された窓。

本来の目的のプライバシー保護もさることながら、

外観が洗練されたことに嬉しさを感じます。

また、網戸とシェイドが独立して動くように進化したことが便利で結構嬉しいです。

この造りの変更は故障しにくくなる事にも一役買うのではないでしょうか。

今まではシェイドを巻き込む際に、なんだか壊れそうな不安定感がありましたから。

 

リアダブルベッド スプリング

ZIL NOBLEのコンセプトのど真ん中でもあるリアダブルベッド。

ほとんどのキャンピングカーのそれが1200mm幅のセミダブルであるのに対して、

NOBLEは正真正銘ののダブル(1400mm幅)!!

当然、サイズのみならず品質にも拘りがありました。

でも、実は今回の新型NOBLEからスプリング方式が変更になっています。

旧型ではプラスチック製の小さなスプリングが一面に敷き詰められていたのですが

今回からウレタン式のマットレスに変更になっています。(画像は旧型)

ちょうど、浅田真央ちゃんがCMしてるエア・ウィーヴみたいな方式です。

寝心地は個人差がありますから、個人的見解になりますが、

私は旧型の新雪の上に横たわったような感覚が好きでした。

新型は少し旧型よりも硬めになっています。

自宅のベッドがウォーターベッドの私は、旧型の沈み込むような感じが良かったです。

なんでも、プラスチックスプリングを作っている欧州のメーカーが

その品質を保てなくなってきたことが原因なんだそうで・・・。

我が家の旧型NOBLEは、全然問題なかったですがね。

 

ラップポントイレ Wrapull(ラップル)

実はこの新兵器、まだ使用していません。

この楽しみは来年にとっておきましょう。

災害時にも無類の真価を発揮しそうですし、

Wrapullを持っている安心感は大きいですね。

また、Wrapullは完全密封であるので衛生面や臭いなど心配は要りませんが、

やはり、気分的に外部ゴミ収納があることが嬉しいです。

 

 

さあ、2024年も日本の絶景と美味と名湯を求めて、旅は続きます。

出発進行!!

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

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