一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

旧中山道自転車旅#3(倉賀野宿~坂本宿)

3週連続で旧中山道自転車旅をしてきました。

今回はキャンピングカー仲間のHARUさんを道連れに

弥次喜多」ならぬ「HARUTAKU」の珍道中となりました。

前回#2(上尾~倉賀野)では、輪行(電車)を利用しましたが、

今回#3はキャンピングカーを利用しての自転車旅。

そのベース地は道の駅「玉村宿」としました。

 

 

倉賀野宿

道の駅「玉村宿」からは日光例幣使街道を走って倉賀野宿へ。

自宅から100km離れた倉賀野宿ですが、1週間ぶりです。

さて、先週と違って今週は道連れHARUさんと一緒です。

さて、どんな自転車旅になることやら。

 

高崎宿

6年間群馬県民だった私にとって、県内の道中は勝手知ったる道や町。

それでも江戸時代目線で観ると

色々な発見があって新鮮なのが不思議です。

高崎神社では宮司さんらしき方と自転車談議に花が咲きました。

高崎は繁華街なので昔を偲ぶ史跡は今ひとつかなと思いきや、

趣きのある醤油の醸造屋さんとか、蔵造りの家とかが結構残っていました。

関東と信越つなぐ高崎市だけに、江戸時代でも要所であったようですね。

 

板鼻宿

普段、国道18号であっという間に通過してしまうエリアです。

今回は、碓氷川の北側を沿って走る旧道をのんびりと旅します。

板鼻宿は縁起だるまの少林山の入口付近から始まります。

上豊岡の本陣では係の方がわざわざ出てきて説明をしてくれました。

 

安中宿

安中宿は今までの宿場町の中で一番

中山道を観光資源に活用しているように思えました。
安中藩の奉行宅・武家長屋や、平和の使徒(つかい)新島襄の旧宅など

観光スポットとして整備されています。

その一方で、原市の杉並木のような自然の史跡もあります。

和宮さんもここを駕籠に揺られて通過したのですね。

中仙道しのぶ安中杉並木でした。

 

松井田宿

松井田宿に入る辺りから、前方には上毛三山の一角、妙義山がそびえ始めます。
また、街道に登り勾配が感じられるのもこの辺りからです。

当時の旅人は、中山道最大の難所である碓氷峠越えを

嫌が応にも意識し始めるあたりだったのでしょう。

松井田宿を出ると、旧道はいよいよ本日の目的地、坂本宿に向かいます。
このあたりから、旧道は横川駅手前の信越本線を縫うようにルートを取ります。

あいや、鉄道より中山道が先ですから、

信越本線中山道を縫うように走るとでも言いましょうか。

 

坂本宿

信越本線横川駅を過ぎると、いよいよ碓氷峠の始まりです。

最初に、碓氷峠関所跡が我々の間に立ちはだかりました。

我々は入鉄砲も運んでないし、出女でもありません!

そんな我々の言う事を信じてくれたようで(?)

係のおじちゃん3人と中山道の話に花が咲きました。

関所を無事に通過出来たら、お腹がへっていることに気がつくHARUTAKU。
そこで、HARUさんのおススメの「関所食堂」に寄りました。

江戸ならぬ昭和の香り一杯の食堂で、中華丼を美味しく頂きました。

その後、無事、坂本宿に到着。

難所の碓氷峠の前泊地として、当時は相当賑わったようです。

街道沿いの家には、当時旅籠だったと思われる証に、皆、屋号が掲げてあります。

道路わきに流れる小川と相まって、なんとも趣き深い風景となっていました。

 

少しだけ次回の予習をしてしまいました。

坂本宿を出て、本格的な碓氷峠越えの入口まで行きました。

ここから先は自転車は無理。

区間徒歩か、マウンテンバイクを担いで歩くか、

そんな山道が続くようです。

次回は登山の準備をしてきましょう。

一日かけて軽井沢宿まで行く日程で!!

良き道連れのHARUさん、往復87km、お疲れ様でした。

 

 

3週連続で週末に走って、江戸日本橋から坂本宿まで来てしまいました。

街道筋に見られる大木、石垣、神社仏閣、旅籠、一里塚、

そんなものに、先人たちの息遣いを感じずにはいられません。

歴史ロマンたっぷりの旧中山道の旅です。

 

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