一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

一般道各駅停車の名湯#29 草津温泉 泉水館

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ふるさと納税なんていう変な制度のおかげで
年に一回、草津温泉の高級旅館を楽しんでいます。
今年も研究に研究を重ねて、選んだ宿はこちらです!


元湯 泉水館 ♨

 

sensuikan.jp

 

 

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決め手はズバリ、自家源泉です!
日本一の自然湧出量を誇る草津温泉は、主な源泉は6つあるのですが、
その他にも宿が自家源泉として持っているモノが結構あるようです。
泉水館は正にその自家源泉を持った宿なのです。
しかも、その自家源泉「君子の湯」は、

江戸時代に「草津十二湯」と名付けられた名泉のひとつ。

当然のことながら、この宿でしか体験出来ません。
さらに泉水館が凄いのは、この貴重なお湯を
一日限定4組の客が、3つの貸切風呂で楽しめるというところなんです。
なんと贅沢な温泉宿なのでしょう・・・。

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君子の湯は、草津主要6源泉に比べて温度は低め。
あの強酸性の濃い~草津の湯を、たっぷりと時間をかけて楽しめるのです。
ただし、温度は低くても成分の濃い草津の湯だけに長湯は禁物ですが・・・。
3つのお風呂は「千寿の湯」「萩の湯」「桐の湯」

宿の建物から独立した湯屋造りの建物が敷地内にあります。

お風呂が使用中か否かは宿の廊下の表示板で分かります。

 

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千寿の湯は歴史ある佇まいにお風呂とシャワーが一つずつ。

外が明るいうちに入ると擦りガラスから陽が気持ちよく差し込みます。

また源泉は同じはずなのですが、

泉質が一番濃く感じられ、湯の花も一番多かったです。

 

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萩の湯はお風呂とシャワーが二つずつ。

ふたつのお湯のうち、ひとつが温くて長湯がOKです。

草津の湯が温くて長湯が出来るって、とても貴重です。

 

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桐の湯は萩の湯と同じ建物にあり、お風呂が一つとシャワーが二つ。

萩の湯では小さかった熱いお風呂がこちらは少しだけ広いです。

 

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この宿のお風呂とお湯が素晴らしいことは予想がついていましたが

実際に行ってみてビックリしたのは食事の品質の高さです。

夕食も朝食も素晴らしく美味しかったです。

もう少し具体的に言うと、

派手さこそないのですが、質の良い食材を使っているのか、

素材の味が活きた料理で、とても美味しく頂きました。

味付けや食感の調節等、相当繊細で高い技術を感じました。

また食卓で石窯と鉄鍋で炊く白米も、主役になりえるモノでした。

また奇をてらった味付けや量で誤魔化さないところも共感を持てました。

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そして朝食は、55年間のTakuma史上最高の「旅館の朝食」と言ってしまいましょう。

焼き鮭、インゲン、茄子、豆乳豆腐、野沢菜、白米、本当に質が高かったです。

 

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お部屋は2016年にリニューアルしただけあって、

清潔そのもので、洒落ています。

これならば、女性だけのグループとか若いカップルでもOKですね。

我々はもっと鄙びていても大丈夫です。笑

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最後に旅館のサービスです。

これも事前にレビューで調査していた通り、

丁度いい位の距離感をとってもらえます。

たくさん構ってもらうのが好きなお客さんだと、

少々物足りなく感じる可能性もあるかもしれません。

それでも、少しシャイなご主人と女将さんが

とっても好感のもてるサービスをして下さいました。

 

草津温泉 元湯 泉水館

江戸時代の草津十二湯「君子の湯」を持つ宿。

100点満点!!

あいや、リピートする為に95点にしておきます。

さすれば、あと5回はリピート出来ます!?

 

 

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