一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

銀婚湯旅 1日目

外苑前で25年前に鐘を鳴らしてから早25年。👰🤵

おかげ様で銀婚式を迎えられました。

んで、記念に北海道まで温泉旅にきています。

銀婚式だから銀婚湯

完全にオヤジギャク的な発想なんですが、

結構、ここで祝う方がいらっしゃるそうで・・・。

羽田から函館までは飛行機でひとっ飛び。🛬

欲を言えばキャンカーでアクセスしたいところですが、

雪の季節に結婚してしまったので仕方ありません。

 

ターミナルバスで函館市内に着くと、🚌

まずは目指すは函館のソウルフードラッキーピエロです。🍔

名物の「チャイニーズチキンバーガー」「ラッキーエッグバーガー」を食べました。

モスバーガーをさらにゴージャスにした感じでとても美味しかったですね。

念願のラッキーピエロ初体験でした。

 

函館から無人駅、落部までは1両編成の鈍行列車に1時間半揺られます。🚞

雪の北海道で鈍行列車に揺られる。

こんな旅情、他にありますでしょうか!

気動車キハ40のエンジン音がさらに旅情を搔き立てます。

 

落部には草太兄ちゃんが迎えに・・・、あ、違った。

宿の方が迎えに来てくれていました。

気分は完全に「北の国から」です。🦊

頭の中ではずっとメインテーマが鳴りやみません。🎻

ここから車で10km程、山に入ります。

さすがに北海道だけあって「やられたぁ」と言うほど雪が降る日もあるそうですが、

今年は稀に見る雪の少ないシーズンだそうで・・・。

温暖化はここ北海道にも着実に侵食してきているのですね。

やがて、人里離れた山の中にポツンと一軒宿が現れました。

 

一軒宿といっても部屋が20程あるそうで、思ったよりも立派な建物でした。

それでも豪華絢爛という建屋ではなく、

大正時代から続く宿ならではの和の趣きは素晴らしいです。

 

温泉を趣味に掲げる私ですが、遠い地だけあってこの宿は今回初めて知りました。

それでも知ってからは、この宿が温泉通たちにとって聖地に近い宿であることが

調べれば調べるほど分かりました。

そのハイライトは隠し湯めぐりといって、森の中に点在する露天風呂巡りです。

ゆらゆらと揺れる吊り橋から林道まで、これ全て宿の敷地だというから驚きです。

 

点在する露天風呂は全て貸し切りで、

フロントに置いてある木札を持って歩いていきます。🌲

この日は4組程しか旅人がいなかったようで、バッティングすることもなく、

一番の人気であるトチニの湯に初っ端から有りつけました。

 

吊り橋を渡り、林道を10分もあるくとトチニの湯が現れます。

丸太をくりぬいた湯船と脱衣小屋、限りなく野湯に近い露天風呂です。🌳

温泉フリークとしては気分の高まりが尋常じゃありません!

 

しかも、さすがに温泉通に認められた温泉だけあって、成分が凄いんです。

露天風呂や館内の内湯の浴槽全てに成分が付着しています。

トロっとした肌感触とほのかに香るオイル臭がなんとも効きそうなお湯です。

ちなみに銀婚湯には5本も自家源泉があり、それぞれの成分が少しづつ違うんです。

基本的には、ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉で、

自噴の湧出量も温度も十分で、当然源泉かけ流しです。

あ、一つの源泉は濃厚過ぎて1ヶ月で配管を詰まらせてしまうという理由で

10%ほど沢の水を混合させているようです。

まあ、どこをとっても温泉通を唸らせるハイスペックな温泉です。

 

お楽しみの夕食では銀婚式ということで、いくつかのプレゼントをして頂きました。

ありがたいものですね~。

お湯がウリのはずのこの宿ですが、この夕食も美味しかったですね。

まあ、考えてみれば食材の宝庫の北海道。

海の物を始めとして、旨くない訳がないですよね。

特に圧巻は刺身5点盛でした。

あ、お品書きには3点盛ってあったのに、

ブリ、甘エビ、サーモン、イカ、ホタテの5品がふんだんに盛られていたのは

これも銀婚式特典なのでしょうか?😃

さて、お腹がはち切れんばかりに食べましたのでお部屋に帰って寛ぐとしましょう。

心地よいアニバーサリ―な夜が更けていきます。

 

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

www.ginkonyu.com