全国各地の旅先で素敵な酒器に出会うと、
一期一会的な縁を感じて、
買って帰ってきてしまいます。
同んなじ絵柄でもそれぞれ少しずつ違うので
一つひとつ吟味して、
その日その旅先にいる自分の感性に一番合ったモノ、
そんなモノを一生懸命になって選んで、
買って帰ってきてしまいます。
あ、いや、そっち系のセンスもない私の
ド素人な個人的な感性なので、
おもいっきり独断と偏見の選考基準なんですがね・・・。
今年のGWに行った北東北の旅でも
道中に色々と目に入ってきた津軽塗ですが、
十二湖の売店で「おっ!」なんていう感動がありまして、
漆で塗られた津軽塗の酒器を連れて帰ってきました。
こいつでお酒を飲む時は、
澄んだ朝の空気の中にそびえ立つ岩木山と美しい鶴の舞橋とか
そんな「あの時」の感動した瞬間が臨場感をもって蘇ってきます。
そんな中、最近すごい頻度で登板してくれているのが、
全国的に有名な富山県のブランド品、「能作」さんの錫製の酒器。
熱伝導率が高いから冷えた飲み物を入れると
酒器自体もすぐに冷え冷えになるし、
錫という金属の特性で水を浄化させる能力があるので
飲むものも美味しくなるし・・・。
気のせいかもしれませんが、
本当に美味しくなるんですね、これが・・・。
もしかして、あの氷見から見た日本海の水平線の向こうに見える
雪帽子を被った北アルプスの素晴らしい景色を思い出すからなんですかね。
Takuma@一般道各駅停車の旅