その渓流に流れるのは水ではなく強酸性のお湯。
そして渓流を登るにつれて湯の温度が上がっていき、
最終的には滝壺が適温の温泉となっている。
そんな話を知人から聞いて好奇心が湧かない訳はありませんでした。
それでCRーVに車中泊しながら初めて訪れました。
今からもう20年以上も前のことです。
いやあ、感動しましたねえ。
もう度肝を抜かれた感じ。
温泉自体の経験も知識もまだまだ浅い中で、
あの極上のロケーションは、刺激が強すぎました。
んで、喜んではしゃいで泳いだら、
超強酸性泉が目に入り、これまた刺激が強すぎました。笑
最近はすっかりご無沙汰してしまっていますが、
今では落石の危険があるとかで、
以前行けた場所の3分の1位のところまでしか行けず、
その先は立ち入り禁止になってしまっているようですね。
その影響で、適温というには程遠く、足湯くらいにしかならなくて、
昔ほどエキサイティングなスポットではなくなっているようですね。
何とも残念なことです。😥
聞けば、滑落で死傷事故が絶えず、止む無く立ち入り禁止に踏み切ったようです。
まあ、確かに自己責任がどこかにいってしまい、国民が皆クレーマーと化した昨今、
このスポットを立ち入り自由にしておくには、行政側もリスクが高過ぎますかね。
この渓流を登っていくには、それなりにワイルドで滑落のリスクもありましたから。
昔のままであれば、間違いなく私の中で1、2を争う好きな温泉だったのですが・・。
それでも、リタイヤして自由な時間が出来たら、平日にのんびりと訪れてみたい、
そんな最果ての地の「神の水の滝」です。
Takuma@一般道各駅停車の旅
神