一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

島根・鳥取ツアー2024 5日目

温泉津温泉で朝を迎えます。

曇り空ながら雨は降っていません。

 

 

温泉津温泉 元湯

朝風呂を楽しみましょう。

昨夜は薬師湯(震湯)を楽しんだので、今朝は元湯へ。

この二つの源泉は全く別物だそうで、

震湯は明治時代の大地震津波の大震災の際に湧き出たお湯なので震湯、

対して元湯は遥か昔1300年前からあった源泉のようです。

酒器を買った一朶のご婦人からお聞きしました。

さて、この元湯はその熱さが有名で

湯船も、初心者用、ぬる湯、熱湯と別れています。

46度ある熱湯には3秒位しか入れませんでしたが、

それでも成分の濃そうな温泉を存分に楽しめました。

朝一でこの泉質を味わえるというのはなんとも贅沢ですね。

喘息にも効くというのでスーハーと深呼吸をしながら入浴しておりました。

その後、絵画のような温泉津港の風景を楽しみながら朝食を摂りました。

 

石見銀山

さて世界遺産石見銀山に初訪問です。

ワンコインガイドといって一人500円でガイドさん付きのツアーがあるのですが、

結論からいうと絶対にこのツアーに参加しないと損です。

ガイドさんから色々と聞いて初めてその貴重さが分かる訳で、

このルートをただ観光客が歩いても、どこを見たらいいのか、そして何故凄いのか、

それが全く分からないと思います。

観光センターの方に勧められた際には

自由に回れなくなりそうで参加に一瞬迷いましたが、

本当にワンコインガイドツアーに参加して良かったと胸を撫でおろしています。

また、石見銀山は絶対に商業チックな観光地にしたくないという

町側の強い意志が随所に感じられ、とても好感が持てます。

駐車場は無料だし、商業施設は最小限だし、このガイドだって500円は安過ぎます。

一人1,000円でも良いと思いますが、それは町のプライドが許さないのでしょう。

さて、世界遺産に認定された地区は、

観光案内所の石見銀山公園を境に銀山地区街並み地区とに分かれており、

ワンコインガイドツアーは銀山地区の往路と間歩(坑道)までとなっています。

話術に長けた女性のガイドさんのテンポの良いガイドに魅せられながら、

笑いあり、感動ありの楽しいツアーでした。

ツアー内では色々と楽しい情報を知りました。

石見銀山を掘り当てたのは海岸から見た山師の判断である。

銀の採取出来る山には龍の形をした雲が現れると言われている。

江戸初期と江戸末期と明治では採取方法が全く異なる。

石見銀山は日本規模ではなく世界的に有名に銀の産地であった。

石見銀山地区は現在移住者のおかげで人口が増え続けている。

銀は本来、黒い色の鉱物である。

ハクサンハタザオ🌼ヘビノネゴザ🌿等、

指標植物は銀が眠っている場所に生息し、それを教えてくれた。

現在は銀は採取されない。

少しだけ石見銀山通になれました。

さて、街並み地区はランチ後に回りました。

茶褐色の石州瓦で統一された街並みは情緒満点。

古い街並み好きの私は大満足でした。

まだまだ日本には私の見たことのない街並みがたくさんありますね。

ここでも住民の生活が実際に営まれており、商業化されていない街並みがありました。

ちょうど同じ世界遺産白川郷を思い出しました。

石見銀山、本当に好感が持ててファンになってしまいました。

今度100万円位、寄付したいと思います!?🤣

 

頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉

三瓶山の周辺には個性豊かな温泉が点在しています。

山陰地方の温泉力の高さに脱帽です。

その中でも泉質が非凡なラムネ銀泉を本日のお風呂とすることに決定しました。

この温泉は鉱泉水に大量の炭酸ガスが含まれる稀有な温泉で、

湯温は低めなのですが、湯上りに身体がポカポカと温かくなるお湯のようですね。

 

道の駅 とんばら

ラムネ銀泉から車で5分の場所にある道の駅。

今宵はここで地酒を飲みましょう!?😆

当然、昨日温泉津温泉で買った温泉津焼きのぐい飲みで!!🍶

さあ、では始めますよ!

石見銀山に乾杯~!🍻

 

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

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