年々、気温が上昇する日本の夏。
もう、気温30度越えなんて序の口になっちゃいましたね。
それでも寒さに苦手な私は絶対に夏の方が好きなのですが・・・。
さて、本日は、そんな灼熱の夏の必需品であるエアコン、
これとキャンピングカーとの関係を綴りたいと思います。
まず、キャンピングカーにエアコンは必要かという問題。
当然のことながら、走っている時は車のエアコンを使用出来るのですが
問題は駐車している時の話。
環境意識が高まった昨今、アイドリングしながらというのはNGです。
ひと昔前には、エアコンの付いたキャンピングカーってほぼ無いに等しかったので
「夏は標高の高い場所へ行けばいい」なんて、
かなり苦し紛れな事をビルダーの方々は言ってました。
私もそれを真に受けて一台目のMALLORCAを買った訳ですが、
夏場の蒸し風呂地獄に耐えられなくて
二台目はエアコン付きのOutdoor-jrを購入しました。
その時代にOutdoor-jrは何故エアコンが使えたか?
それは大容量の静音型発電機を積んでいたからです。
発電機の音が静かになったおかげで
電気を自由に使えるこの手のキャンピングカーが台頭してきた訳です。
それでも、しばらくすると環境意識のさらなる高まりで、
発電機さえも点けっぱなしはNGという時代に変わっていきます。
そして、今現在はというと、
トリプルバッテリーやリチウムイオンバッテリーと
省エネ型家庭用エアコンを組み合わせて、
10時間近くの稼働が可能な方式が主流となっています。
私の3台目のキャンピングカーZIL NOBLEも、正にこのタイプ。
翻って、「キャンピングカーにエアコンが必要か」という問題に対する私の意見。
ほぼ必需品であるが、自宅のように常時点けっぱなしにして使用するモノではない。
これが私の意見というか、足掛け2台、20年使ってきた感想ですかね。
1年間というか1シーズンというか、その間に何回位使用するかというと、
多分2,3回というところでしょうか。
しかも、キャンピングカーのシャワーを浴びた後とか、
どうしても暑い日の温泉後とか、
自宅の駐車場で飲み会として使用する時とか、
いずれにしてもワンポイントでの使用なんですよね。
旅先だったら、3時間位の使用が最長。
ちなみに、夜に点けっぱなしで寝た事はありませんね。
まあ、当然、標高のない真夏の夜には絶対に必要でしょうし、
人それぞれの使い方にも因りますがね。
でも、ワンポイントでの使用なら無くてもなんとかならないかと言うと、
それは、なんとかなりません!
トイレ設備と全く同様で、頻度は低くても装備されているという安心感から
絶対に必要だと思うのです。
さて、次に乗る車がZIL NOBLE同様のキャブコンになるとすれば、
それは絶対にエアコンを付けます。
問題は、キャンピングカーとしての使用が減って
バンコンを購入するとなった時ですね。
付けるか否か、結構、悩むんじゃないでしょうかね。
床下に室外機を搭載しているモデルなんかは少し構造上心配ですし。
でも、付けるかな・・・。
以上、キャンピングカーと家庭用エアコンの話でした。
Takuma@一般道各駅停車の旅