一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

一般道各駅停車の名湯#4 尻焼温泉

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キャンピングカー遊びなんぞをしていて思うのです。

一番の幸せなひと時は、どんな条件なんだろうと・・・。

 

その一つにあるのは、

24時間好きな時に勝手に温泉に入れる状況。

キャンピングカーの扉を開けて、そこに自作の温泉が、

・・・なんて、上級クラスの遊びもしましたが、

それはそのうちに回顧するとして、

本日は中級編位な野湯のお話。

 

野湯っていうのは、

人工的な要素がない自然が織り成す温泉のこと。

全国各地に色々とありますが、

西の横綱和歌山県川湯温泉「千人風呂」だとすると、

東の横綱群馬県尻焼温泉の他にありませんでしょう。

 

双方とも川です。

そうです!川の水が、水じゃなくてお湯なんです。

川の底から大地の息吹がコンコンと湧き出ているんです。

何度も言いますが、人の手が加わっていないんです。

ですから、雨が降って雨水が流れ込むと

温度が下がって入れません。

台風の時なんかは、流されて遭難なんてことも有り得ます。

何しろ、そこは川なんですから!

 

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でも、そんな不便さも含めて

大自然からの恵みが最高に幸せです。

あ、そんな大自然からの恵みですが、

申し訳程度に、その河原の横に人工の湯船があります。

どんなに天候が悪くても、そこには何とか入れますから、

ご安心ください!

 

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こんな最高の尻焼温泉ですが、

以前は駐車スペースが狭い峠道の路肩しかなかったのですが、

その後、立派な駐車場が川沿いに出来ましたから、

この野湯の価値がさらに上がったってものです。

この駐車場で気の置けない仲間たちと飲んで語り合った後、

深夜の温泉、夜明けの温泉、真昼間の温泉、

缶ビール片手に入る野湯、

これが、最高の幸せなんですね、これが・・・。

嗚呼、キャンピングカー乗りで良かった!

 

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

 

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