キャンピングカー遊びなんぞをしていて思うのです。
一番の幸せなひと時は、どんな条件なんだろうと・・・。
その一つにあるのは、
24時間好きな時に勝手に温泉に入れる状況。
キャンピングカーの扉を開けて、そこに自作の温泉が、
・・・なんて、上級クラスの遊びもしましたが、
それはそのうちに回顧するとして、
本日は中級編位な野湯のお話。
野湯っていうのは、
人工的な要素がない自然が織り成す温泉のこと。
全国各地に色々とありますが、
双方とも川です。
そうです!川の水が、水じゃなくてお湯なんです。
川の底から大地の息吹がコンコンと湧き出ているんです。
何度も言いますが、人の手が加わっていないんです。
ですから、雨が降って雨水が流れ込むと
温度が下がって入れません。
台風の時なんかは、流されて遭難なんてことも有り得ます。
何しろ、そこは川なんですから!
でも、そんな不便さも含めて
大自然からの恵みが最高に幸せです。
あ、そんな大自然からの恵みですが、
申し訳程度に、その河原の横に人工の湯船があります。
どんなに天候が悪くても、そこには何とか入れますから、
ご安心ください!
こんな最高の尻焼温泉ですが、
以前は駐車スペースが狭い峠道の路肩しかなかったのですが、
その後、立派な駐車場が川沿いに出来ましたから、
この野湯の価値がさらに上がったってものです。
この駐車場で気の置けない仲間たちと飲んで語り合った後、
深夜の温泉、夜明けの温泉、真昼間の温泉、
缶ビール片手に入る野湯、
これが、最高の幸せなんですね、これが・・・。
嗚呼、キャンピングカー乗りで良かった!
Takuma@一般道各駅停車の旅
野