私の大好きな温泉、野沢温泉。
長野県の一番北側に位置するこの野沢温泉、
野沢菜やらスキー場も超有名ですが、
ここの魅力はやはり「外湯巡り」でしょう。
全部で13箇所にある「外湯」と呼ばれる共同湯がこの街の宝物。
この外湯がなんと寸志で楽しめるのです。
この宝物は観光資源であると同時に、
地元の方々の生活資源でもありますので、
ご厚意に感謝しながら、マナーを守って利用したいものです。
さて、この外湯ですが、泉質が少しづつ違うのも魅力。
全体的に熱い(熱すぎる!?笑)お湯なのですが、
凄く熱いお湯から人によっては温く感じるお湯まで温度も色々、
硫黄の香りがするお湯もあれば無臭のお湯もあり色々、
色も白濁してたり、無色透明に白い湯花が舞っていたり色々・・・。
全部試して自分だけのランキングを付けてみたりするのも一興です。
また私は、ここの温泉街の景観が大好きなんですよね。
散歩するのに最適な細い坂道が入り組んだ街。
昼には遥か遠くに北アルプスの雪山が拝め、
夜にはお土産屋や温泉旅館に明かりが灯り、
観光客の浴衣姿が風情ある佇まいを彩ります。
街のシンボルは中心部にある麻釜(おがま)という源泉。
ここも観光資源のみならず、地元の方が食材を茹でたり洗ったりする生活資源。
この街の住民の方々は、まさにこの自然の恵みのお湯と共生しています。
以前は簡易な施設の共同湯である「外湯」しかなかった野沢温泉ですが、
2011年には立派な日帰り温泉施設「ふるさとの湯」も完成しました。
日帰り派には嬉しいニュースでしたね。
電話:0269-85-3700
営業:10:00~20:00
ただし残念ながら、この野沢温泉の車中泊環境は日増しに悪化しています。
おそらく心無い一部の利用者のマナーの悪さに因るところなのでしょう。
あ、外湯も昔は24時間入れたようなのです。
20年近く前に私が初めて訪れた際には、既に門限がついておりました。
でも、その頃はまだ、
キャンピングカーで一晩越せる駐車場もあったのですがね・・・。
これからも何度も訪問すると思いますが、大切にしたい温泉地です。
そうそう、あの絶品のやきとり丼も食べたいな。
今度は初めてどこかの温泉宿に泊まってみようかな。
野沢温泉がずっとこの先も魅力的な温泉地でありますように。
Takuma@一般道各駅停車の旅
外