一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

キャンピングカーの経済性

車は維持費が高い!

駐車場代、車検代、保険代等、燃料代の他に様々な維持費がかかります。

よって公共交通機関の発達した首都圏などでは、

乗る頻度を考えればカーシェアとかレンタカーで十分!

昭和な人間としては車を所有する満足感というのも捨てがたいのですが、

このような考え方も分からなくもありません。

しかも、ガソリン代は高値安定しちゃてるし、

車両本体価格だって安全装備の充実とかで高騰気味。

確かに「金食い虫」ですよね、車・・・。

そんな中でキャンピングカーなんて、1000万以上もしちゃって贅沢の象徴!?

いやいや、それがそうでもないと思うのですよ。

 

 

圧倒的なリセールバリュー

普通の車は10年10万km乗ると価値は1割以下になりますよね。

これがキャンピングカーとなると全然違うのです。

私のキャンピングカーを例にすると、

・2号車Outdoor-jr(11年・97,768km):550万円→300万円

・3号車ZIL NOBLE(10年・74,000km):720万円→520万円

こんな感じでリセールバリューが圧倒的に高いんです。

需要と供給が価格を決める中古車市場にあって、

新車で購入しようとすると納期が半年から2年位かかる点や

市場が狭いことによる中古車店の価格支配力等が

影響しているように思えます。

レンタル業者が増えてきたのも、関係があるのかもしれませんね。

 

宿泊代ゼロ分を相殺

それでも車両本体価格が高いキャンピングカー。

でも、考え方を少し変えてみましょう。

これを手にすることによって旅先での宿泊代がゼロになります。

年間の旅する日数にもよりますが、

宿泊代がゼロという経済性は、旅の自由度と共に嬉しい利点です。

また、旅先の夕食が安くあがるというのもキャンピングカーの利点です。

市場やスーパーで買った地元名産品をキャンピングカーの中で食べるからです。

ちなみに我々は温泉旅館で寛ぐ時間と空間も別の価値観があると思っているので

年に数回は温泉旅館に泊まりに行きますが・・・。

 

高速代減額分を相殺

キャンピングカーは渋滞に遭いません!

あ、ちょっと極端な言い方をしてしまいました。

キャンピングカー乗りの多くの方は、

ほぼ目的地には「前乗り」、つまり前日の夜に入ります。

深夜走行することによって渋滞を避けられるからです。

さらに多くの方は一般道を有効に使います。

信号の多い都市部は別として、

郊外の深夜の国道などは本当に快適に移動が出来ます。

高速道路に乗っても80km位が快適なキャンピングカーですから、

一般道での所要時間もさほど変わらなくなってしまいます。

その結果、高速道路使わない分、料金が安く済むのです。

また、高速道路に乗っても、目的地付近のSA・PAで仮眠すれば、

翌朝、ICの出口を通る時には深夜割引が適用になります。

車中泊のキャンピングカーならではの芸当です。

 

その他

その他、些細なことではありますが記載しておきましょう。

・8ナンバーの自動車税は乗用車の0.8倍相当。

・トラック型のキャンピングカーでも燃費は10km/l近く走ります。

・車体は大きいですが小回りが利くのでセカンドカーは不要です。

 (ここは意見が分かれるところかもしれませんが)

 

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

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