
俄かに信じがたいのですが、
あの甘えん坊の末っ子も、もう59歳になりました。
来年、ついに還暦ですって!!
今もなお存命の父上さま、母上さま、まずは改めまして感謝申し上げます。
そしてこのお二方から手綱を引き継ぎ、
舞台裏で見事にサポートしてくれている妻に感謝です。
この女性との出会いなしで今日のボクはなかった。
このところはおかげさまで従来にも増して、
他人と比べない自分のスタンスが定着しつつあり、
幸せで穏やかな人生を歩いています。
欲しがらない、求め過ぎない、羨ましがらない、嘆かない、否定しない。
そして、謙虚な気持ちで感謝の念を持ち、いつも笑顔でいる。
歳をとると、若い頃に難しかったこんな事が普通に出来ていたりします。
不思議なものです。
自分では子供の頃から何一つ変わっていない気がするんですが、
そうでもなさそうです。

所ジョージさんが50歳を越えてからの人生が最高に楽しいなんて言ってました。
なんだか、分からなくもないですね。
現に私も50歳で初めて会社に辞表を出して以来、
仕事観を始めとして様々な人生観が変わりつつあります。
その一番の原因は「終わりが見えてきた」ことなんでしょう。
結局、今までの会社に変わらずお世話になっていますが、
辞めて困るからでも、辞めさせてもらえないからでもなく、
やりたい仕事がそこにあって、微力ながら役に立たせて頂いているからです。
いつ「終わり」が来ても、また「終わり」にしても、不自然ではない状況。
人生の「終わり」だって「見えてきた」と言っていいような気がします。
両親の介護を通じて、本当に「死」というものに臨場感が出てきました。
こんなに大きなものが輪郭だけでも見え始めつつあるのですから、
当然、価値観や生き方なども変化が出てくるのでしょう。
心理学者ユングのいう「中年の危機」からくる「補償機能」とは
まさにこの事なのでしょう。
例年のこの備忘録には、色々と具体的にやりたい事等を綴ったりしてきましたが
その様々なことに対してのモチベーションですらも日々、無常に移ろいでおります。
周到に準備して目標に邁進するのもいいのかもしれませんが、
ちょっと、そんな先の自分の気持ちなんぞ、分からなくなってきました。
また、この先どんな想定外のことが起きるか分からないのが人生ですし・・・。
目先の楽しいことに一生懸命コミットする。
そんな感じが一番今の等身大の生き方のような気がしています。
まずは昨年から受託した3年‐1タームの仕事の流れに乗りつつ、
1秒でも笑顔が多そうな方角に舵を微修正しながら流れてまいりましょう。
Takuma@一般道各駅停車の旅