一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

学びの沖縄

47都道府県で立ち入った事のない最後の県に行ってきました。

今回は旅ではなく出張としてですが・・・。

 

行程の中に人権研修の一環として沖縄の戦争遺跡の野外学習がありました。

綺麗なビーチや華やかな国際通りとは真逆の悲惨な歴史を学びました。

分かっちゃいたけど、たかだか80年前にこの地で

残酷でグロテスクで地獄のような状況が確かにあったのです。

実際にガマ(洞穴)の中で語り部さんのお話を聞いていると

それはもう言葉もなくなりました・・・。

 

戦争は愛する人や家族や友人の命を奪う、最大の人権侵害。

うむむ、そんな表現ではこの状況は伝わりませんね。

うめき声と叫び声、そして死臭と尿便の臭いの蔓延したガマの中で、

13歳から19歳までの女学生、ひめゆり学徒隊は、

助からない重症兵士を一番奥の死ぬ人専用の部屋に運ばされ、

助かりそうな兵士は腐りそうな手足を麻酔無しで切断する手伝いをさせられ、

切断した手足を屋外に捨てに行く、

そんな気が狂ってしまいそうな労働を課されていました。

兵士の下肢などはずっしりと重くて捨て場まで一人で運ぶのは大変だったそうです。

また傷口にはウジがたかり、そのウジがたかった所が凄く痛くて

兵士が「早くウジを取ってくれ!」とわめき散らすそうです。

水を欲しているのに顔の半分が無くなってしまって飲めない兵士さんもいたようです。

 

戦争で一瞬で死ぬなんていうのが、マシに思えてきてしまいました。

あまりに悲惨で話を聞くだけでPTSDになってしまいそうな

そんな事実が実話として実際にあったのです。

これが戦争なんですね。

原爆で一瞬のうちに焼け焦げた人、

特攻隊として片道の燃料だけ積んで敵艦に突っ込んでいった人、

こんな方々も絶対的に気の毒なのですが、

身体の一部が無くなってしまって痛くて苦しいのに死ねない人、

またその人を物のように扱ったり、見捨てたりしなければならない人、

こんな悲惨な人を生むのが戦争であるのですね。

分かってはいたつもりでしたが・・・。

戦争反対!平和第一とは言ってはいましたが・・・。

 

非常に重たい内容の、でも本当に勉強になった出張となりました。

改めまして戦没者の方々のご冥福をお祈りいたします。

 

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

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