一般道各駅停車の旅

1999年に開設したキャンピングカーの旅のHP「一般道各駅停車の旅」。その作者のブログです。キャンピングカー、旅の情報を中心に、不良サラリーマンの日常を面白おかしくお伝え出来たら幸いです。

平和は当たり前ではない

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ブログには会社の事や介護の事など、

真面目な事は書いても面白くないので、

なるべく書かないようにしているのですが、

半ば備忘録的に現在の状況と心境を書き記しておきます。

いつもご覧いただいている方々、

申し訳ありません、この記事はつまらないです。

スルーして下さい。

 

 

さて、ロシアが3日前(2022年2月24日)にウクライナに軍事侵攻しました。

北朝鮮尖閣諸島、台湾等の問題に比べて、

日本には地政学的には疎遠であると思って

どこか他人事として認識していたことを反省しています。

遅ればせながら様々な背景や情報を知れば知る程、

事の重大さと自分達への影響の深さを、

お恥ずかしながら、今となって思い知っています。

 

思えば民主主義国家の超大国であり自由の国、アメリカで

トランプという異質の指導者が大統領にまでなってしまったあたりから、

少し世界情勢の異変を感じていました。

結論から言うと、今回のロシア侵攻の際に

アメリカの大統領がトランプでなくて本当に良かった。

 

歴史的背景からしても、ロシアにはロシアの正義があり、

極端に西側諸国よりの視線で物事を考えても解決の糸口は見えないと思います。

たとえば、ボクの家族が誰かに殺されたりしたならば、

ボクの正義感はもしかすると

その犯人を殺めることへの罪悪感を消し去ってしまうかもしれません。

戦争の原因は、正にこの双方の「正義感」だと思っています。

物事を一方向からしか見たらいけませんし、

物事を一時の事象だけで見たらいけません。

戦争という人殺しをしたい人は本来いないはずです。

それなのに、どうして戦争が起こるか、

そこを多面的に、またそこに至った背景をよく踏まえながら

解決策を考えなければなりません。

 

しかしその正義感も、やはり「武力」に訴えてはいけないと思います。

何があっても、やはり戦争はダメだと思います。

仮に私利私欲への報復であっても戦争はダメだと思います。

そして、そんな相手側の価値観を認める多様性や自由は

やはり民主主義というシステムからしか生まれないと思います。

誰かに怯え、自分の意見を発せられない。

ひとつの価値観に異を唱えると拘束されてしまう。

そんな世の中では我々ひとり一人の人間が幸せになれないと思います。

この価値観は1945年以後、概ね世界のスタンダードになったと思っていました。

それが、まさかの21世紀に、ロシアという超大国が崩しにかかってくるとは・・・。

そして改めて、最大の民主主義国家であるアメリカ合衆国

私利私欲とは言わないまでも自国だけ良ければいいというトランプという男を

一度でも大統領にしてしまったことを遺憾に思います。

 

完全に民主主義の危機だと思っています。

ご存知のうように、中国が台湾を併合する日を伺っています。

ロシアは国際世論の反対に曝されてはいますが、

これしきのこと、策士プーチンにしては想定内でしょう。

経済制裁とて想定内。

こんなロシアに対して、本当に世界は何も出来ないのでしょうか。

モノの善悪は別として、今のところは世界vsロシアの戦いは

ロシアの完全勝利です。

これを中国はどんな顔でみているのでしょうか?

彼等の目には、もしかすると台湾のその先が見えているかもしれません。

アメリカに対峙するために、日本列島を大きな空母にすることを

彼等は喉から手が出るような気持で想像していることでしょう。

民主主義国家が一致団結する時です。

トランプが切り離した欧州と米国の関係が

少しだけでも修復出来ていて、本当によかったと思っています。

この状況を踏まえて、日本国民はどうしますか?

まだ、自国の政治に無責任に不満をぶつけるだけのクレーマーですか?

これでもまだ、軍隊は不要ですか?

まだ丸腰のまま、策士プーチン北方領土問題で渡り合う気ですか?

 

 

Takuma@一般道各駅停車の旅

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